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カレーは食中毒菌の大好物?加熱しても死なない怖い菌!対策は作り置きしないこと?

こんにちは!

6月に入って梅雨入りももうすぐですね!

ジメジメして食中毒の心配が出てくる季節でもあります。

子供のお弁当を持たせるときにも、お昼まで大丈夫か心配ですよね。

6月5日19時から放送予定の「この差って何ですか?」では食中毒のお話があるようなので、観て楽しく勉強しておきたいところです。

私は食品関係の仕事のため、食品衛生管理者という資格を取得して、食品衛生責任者の講習を受けて勉強したことがあるのですが、そのときに初めて知りました。そうなんだ~って感じだったので、意外に知らない方も多いんじゃないでしょうか。

知ってました?私は全く知らなかったです・・

少しの間冷蔵庫の中で眠っていたら、とりあえず火を通せば大丈夫って思いますよね!

でも、それじゃダメみたいなんです・・

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作り置きカレーの食中毒菌とは?

前日につくったカレーで起こる可能性がある食中毒の原因菌は、ウェルシュ菌という食中毒菌です。

この菌は熱に強くて、加熱しても死なないそうです。

そうすると、え、じゃぁどうすればいいの?って思いますよね。。

以下、食品衛生責任者ハンドブックという本を参考にして書きたいと思います。

ウェルシュ菌食中毒について

ウェルシュ菌イラスト いらすとやHPより

食材としては、食肉に汚染が多くみられます。

本菌は酸素を嫌い、熱に強いのが特徴です。

食品とともに摂取した本菌が小腸で増えると、下痢を起こします。

前日に作ったカレー、スープなどをそのまま常温に放置した場合にしばしば起きます。

なぜ「作り置き」カレーなの?

潜伏期間は平均10時間で、主症状は腹痛と下痢ですが、一般に軽症です。

潜伏期間という時間があって、その間に菌が増殖してしまうため、ということです。

だから作ったばかりは大丈夫だけど、作って時間がたった、作り置きカレーには菌がたくさんいる可能性がある、という話になるわけなんですね。

作り置きカレーはおいしいって、よくおススメされてるけど、その日のうちに食べた方が安心なんだー・・

菌は調理したばかりは少ししかいないので、身体に入っても大丈夫なのですが、時間がたつにつれてどんどん増えていってしまうようです。

菌って少しずつ増えるんじゃなくて、倍々で増えていくから、あっという間にたくさんになって怖いんですよね!

だから、食べて大丈夫でも、菌が全くのゼロだから大丈夫だった、とは限らなくて、菌が増殖してなかったから大丈夫だった、と考えておいたほうが良さそうです。

とりあえず、軽症で済みそうだから、ちょっと安心していいのかな・・でもやっぱり気をつけるところは気をつけなきゃですよね!

対策はどうしたらいい?

加熱してもだめならどうしたらいいのでしょうか?予防対策として、

前日調理を避けます。

調理した食品は早く喫食し、加熱食品でも保存する場合は速やかに低温で保存します。

その日のうちに食べるか、すぐに冷蔵庫に入れるようにしてね!ってことです。

今まで、私も調理して作ったら、傷まないようにと思って冷蔵庫には入れてましたけど、この菌のことを知るまでは、食中毒菌が増えないように冷蔵するって考えは正直なかったです。

冷蔵庫にすぐに入れるように、ということですが、すぐに使わないかもしれないときには。冷凍してしまった方がいいかもしれないですね。

手はしっかり洗おう

食肉に原因菌がついていることが多いということなので、料理するときはお肉を生で触ったら、手を洗う他のものと同時に調理しないなどは気をつけたいところです。

あと、包丁も同時にいろいろなものに使わない方が良さそうですね。

使って、他の物を切るときにはしっかり洗いましょう。

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おにぎりやお弁当も気をつけたい

基本は、食器、お弁当箱はしっかり洗って、濡れたまま置いておかないことです。

また、手はしっかり洗って、おにぎりはラップを使って上から握るのもよいかと思います。

いずれにしても、空中にはあらゆる菌が飛んでいて、いくらきれいにしたつもりでも完全になくすことはできないので、できるところから気をつけていくしかなさそうです。

おわりに

食中毒は気をつけるに越したことはないのですが、過度の心配をして、カレーも、お弁当も作れないということにならないようにしたいですねー。

いくら気をつけても、運悪くなってしまうこともありますし、この菌は一般的にはそれほど症状はひどくならないそうなので、気持ちは楽にしていきましょうよ!

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