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株式投資は優待株が楽しい。でも注意したいことはあります。

こんにちは。

来年から新NISAが始まって、これから個別株を始めてみようという人も出てくるかと思うので、少し私の経験を書いてみます。

私は株式投資はもともとは優待株が好きで、10年以上保有している銘柄などは、買った当時の悪い相場状況のおかげで、買ってからここまでくるのに株価が上がった銘柄もある程度ありますが、これ以上はもう株価が上がりづらいかな、と思えるものがあります。

そのような銘柄は株価として割安か割高か、といった視点で見たときには、結構すでに割高で、利益を優先として考えると、早く売った方がいいということにもなりそうです。

ところが、このように今後下がる可能性とか、今でている利益とかを天秤にかけてみて、売った方がトータル的にはよほど利益になりそうだな、と思えるものであっても、株主優待がもらえると、なかなか手放せなかったりするのです。

これが優待株の魅力ですね。プレゼントのようで、もらえると嬉しいですよね。

ただ、それがあだとなって、逆に大きく下がっても手放せないこともあるのです。

すみません、せっかくプレゼントをもらっているのに、あだとなっては言い過ぎました。

優待株は人気があるものだと、業績が悪かったりして株価が下がっても、欲しい人たちがたくさんいるので、しばらくすると株価が元通りあがってくるようなものもよくあります。

あるのですが、いつもいつもそうとは限らないのがやはり株式相場というものなのでしょうね。。

3年前の暴落のショックのときには、本当に恐ろしい下げになりまして、結果的に、後に全体的にみればバブルといえるような大復活になるわけですが、業種によって悲惨な下げをくらっていしまった銘柄もありました。

あるスポーツクラブの銘柄は、会員激減によって大暴落となり、今でも全然株価が戻らずに大損失状態で、もう戻ることもなさそうなくらい悲惨なままです。

下がり始めたときに、早く売ってしまっていれば、こんなことにはならなかったでしょう。でもそのときには、すぐに手を打つことができませんでした。そして、今までの放っておいても戻るということはおこりませんでした。

このように、私の場合ではありますが、優待があることで、スパッと見切りがつけられないことがあります。

これは、痛い勉強代になりましたが、注意したほうがよいかと思います。魅力的な優待株でも、損切した方が良いときもあるので、最低限の業績などは勉強をしていく必要はありそうです。

 

優待株は生活の支えの一部になってくれていますが、完全に放置してしまったままだと、ある日気付いたら大きく損失がでていた、なんて目も当てられないことにもなりかねないので(何回も経験済み)、これからも注意はしながら楽しんでいきたいです。

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