こんにちは!
「ゆりちかへ―ママからの伝言」という本をご存知でしょうか。
この本は、テレニン晃子さんという方が、闘病中に娘を生んで、育てた約2年間の間に書いた、娘さん宛てに書いた本です。
赤ちゃんの娘へ話しかけているのではなく、未来の成長した娘へ、母からアドバイスしたり、自分のことを話しかけたりしている作りになっています。
晃子さんは、脊髄悪性腫瘍という難病で、2008年に亡くなられました。
今回、娘さん「ゆりちかへ」のゆりあさんが6月6日放送の番組「まさかの映像グランプリ」に出演されるそうです。
ゆりちかへとは?
ちょっと耳慣れない言い方(呼び方)ですよね。
ロシア語なのだと思います。
娘への手記という形の本なので、娘のゆりあさん宛ての本ということがわかります。
本のタイトルの意味は「ゆりあちゃんへ」という意味なのだそうです。
小さい子供に対する呼び方なのかな。
ドラマの中でも、常盤貴子さんが説明していますね。
ちなみに旦那さんはレオナード・テレニンさんというお名前ですが、晃子さんはリョーニャと呼んでいるそうです。
ゆりあさんの呼び方もいろいろあって、いつも「ゆりちか」と呼んでいたわけではなさそうです。
呼び方がたくさんあるのも楽しいですね。気分によって、いろいろ変えたりして。
ただ、日本の呼び方とはちょっと違うようです。
「プーカ」「プージャ」などがあるそうですが、ちょっと「ゆりあ」とは結び付かないのですが・・
日本語があまりよくわからない旦那さんへの配慮もあって、二人で同じ呼び方をしていたのでしょうか。
ドラマとの違い
ドラマは2013年に放送されているので、5年まえで結構前ですね。
今回、娘さんのゆりあさんがテレビ出演されるということもあるので、再放送してほしいなーという期待もしているのですが。
ドラマでは、テレニン晃子さんは、常盤貴子さんが演じていますが、役柄の名前は日本の苗字になっています。
旦那さんが、実際はロシアの方なのですが、ドラマでは日本人の帰国子女という設定だからですね。
娘さんも、ゆりあさんはハーフの顔立ちですが、ドラマでは日本人の子役の方が演じています。
日本のドラマとしては、その方がわかりやすいからでしょうか。実話とはそこが違っています。
なので、本を読んだ方にはちょっと違和感があるかも。
でも感動するお話なので、また別の作品として観てもいいんじゃないかと思いますよ!
ドラマ版では、母から娘へのメッセージというよりは、実話をもとにした家族関係や、晃子さんの生き方を描いたヒューマンドラマという形になっているので、ストーリーもじっくりと味わえます。
役者さんも実力派ぞろいですね。
関連記事:ゆりちかへ」ドラマは原作本と内容は違う?ドラマのちょっと気になるところとは。
DVDも出ているようなので、観てみるのもよさそうです。
おわりに
ゆりあさんは、母親が2歳の時に亡くなってしまって、母の記憶はおそらくないと思います。
そして、現在12歳ということで、多感な時期でもあり、さみしいだろうと思います。
でも、このような本を残してくれることで、ずっといっしょにいて見守ってくれている気持ちになれますよね。
今回、番組出演されて母への気持ちを話されるということなので、楽しみにしています!
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